時間が有ったので、長めに。

 白昼蟲―“ハーフリース保育園”推理日誌 (講談社ノベルス) 白昼蟲 / 黒田研二
 を読了。

 良作。だけど、シリーズ二作目としてはどうか。
 せめて三作目、出来たら四、五作目位が丁度良かったかも。と言っても、内容が悪いわけではないよ。ただ時期尚早だったかな、と思っただけ。

 「いじめ」に対するスタンスには好感を持てる。

 ちなみに私は被害者でも、加害者でも、傍観者でも、なかった。中学の時の友達に、私が所属していたクラスにもいじめが有ったことを聞いて、とても驚いた位だし。私は見て見ぬ振り、と言うか、見てもいなかったようだ。少し反省している。こう言うのが一番性質が悪いのかも。

 にしても「心の闇」とは(大人にとって)都合の良い言葉だ。<< 追記 >>
 とても恐ろしい事が判明した。どうやら、私もいじめにあったことがあるらしい。ほんの一時期だったそうだけど。
 あるらしい、と言うのは、私に自覚が無かったからだ。やばい。

 あまりにその人(いじめてた人)が期待した反応が、私から得られなかったらしく、すぐにそれは終わったらしい。

 鈍感なのは昔からだった……。


 靴に棲む老婆 (創元推理文庫) 靴に棲む老婆 (旧題:生者と死者と / ISBN:4488104215 ) / エラリー・クイーン
 を読書中。

 童話殺人か。『僧正殺人事件』『そして誰もいなくなった』何かが思い浮かぶけど。どうだろう。


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 逆さに咲いた薔薇 (カッパノベルス) 逆さに咲いた薔薇 / 氷川透


 生首に聞いてみろ / ISBN:4048734741法月綸太郎


 この二作を予約してます。
 『生首に聞いてみろ』、今日発売なのに品薄ってなんだよ。着くまで、後最低でも二週間はかかるらしい。はあ。これだから、田舎は。


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[ 綾辻行人暗黒館の殺人」刊行記念サイン会レポ ]

 http://homepage3.nifty.com/suiri/ronpyo/ayatsuji.html

 良いなあ > 有瀬さん
 名古屋では何でやらなかったんだろうなあ……。