只今、5/01 A.M.1:44。

 

弥勒の掌 (本格ミステリ・マスターズ)

弥勒の掌 (本格ミステリ・マスターズ)


 を読了。
 笑っていいのか、悲しんでいいのか良く分からない結末。コントめいてて、何処無くユーモラスなんだけど、ブラック。我孫子武丸らしいといえば、らしいのかもしれない。
 伏線、有ったかなあ。見落とした? 突然真相だけポンッと提示された感が否めない。にも関わらず、解明される前にネタを読む事がそれも度難しくないのは……。まあ、全体的に新しさは無い。面白い事は面白いけれど。軽さと重さが混在していて。

 にしても、怪しげな宗教団体とか、復讐しようとする刑事とか、どことなくあれに似ているような気もしないではない。偶然では無いだろし。


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  • 前は散々言及してた「さよなら絶望先生」ですが、今頃読みました。いきなり教師首吊ってたり、「中央線が止まりましたね」とか、かなり時期的にヤバイネタもありましたけれど、まあこれからと言う感じですか。「改蔵」の作風かなり引きずっている感じなので。登場人物の名前は思想家の名前で確定?