只今午前3時……。

 

四重奏 Quartet (講談社ノベルス)

四重奏 Quartet (講談社ノベルス)


 を読了。
 もうね、何が何やら訳が分からない作品。まあ、やりたかった事は分かるんですが……。馬鹿馬鹿しいと言えばそれまでのトリックと、切り刻まれた断片的な記述と、気味の悪いレトリックで何ともいえない雰囲気が作り出されている。登場人物は悉くどこかおかしい。どんどん死人の数が増えていく。ラストのネタ晴らしなんてどうでも良い。
 とはいえね……。ある意味で突き抜けていると言って良いのかな……。ここまでやられたら笑うしかない。説明されても大混乱。


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  • ひめゆりの証言「退屈」 青山学院の入試英語問題
    • たしかに退屈だよねえ、戦争体験の話って。今、生きている戦争体験の人ってのは戦時中未成年だったりして大抵非戦闘員であり、比較的被害の少ない地域に住んでいた人が多い訳だ(単純に生きのこる確率の事を言っているだけ)。記憶が曖昧だったり話に矛盾があったりする。そりゃ退屈だわな。前に原爆の爆心地に居たって人の話を聞いたけれど、実に不愉快だった。原爆が落とされた数日後に、物見遊山のノリで行ったと嬉々とした表情で語っていたから。軍関係の仕事をしていて、比較的裕福だったとも言っていて、さらに不快だった。