ドラゴンの牙。
折り返し部分、著者の言葉より―――。
とある一つのトリック・アイデアから、この作品は生まれました。序盤から激しく展開するサバイバルゲームに目を奪われがちですが、解決編こそ真骨頂。前人未到のノンストップミステリーをどうぞお試しあれ。
この見掛け倒し加減は何なんだ。舞台装置は良いのに、その上で演技する役者と脚本が駄目すぎる。もっと上手い料理の仕方が有っただろうに。トリックは長編を支えるには小技過ぎるし、何よりショボイ。キャラクターにも魅力が無い。薄っぺらい。リアリティが無い。
主催者側の事が何一つ描かれていないのも問題。これのせいで益々その不自然さが目立つ。
正直、今まで読んだメフィスト賞受賞作の中でも最低ランクの出来。まあ、ドラマ化するにはこの位の薄さのほうが、良いのかもしれないけれども。
中々面白いかも。相変わらずの森博嗣節だけど。
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○購入本
『螢』 / ISBN:434400664X / 麻耶雄嵩
の予約が遂に来た。楽しみ。週末にゆっくりと読む予定だ。にしても、カバーを付けるのが勿体無いぐらい、装丁が良いなあ…。
チョット表紙が折れてた_| ̄|○
監獄島 上 / 加賀美雅之
監獄島 下 / 加賀美雅之
うわ〜、分厚いなあ。思わず買ってきてしまったけど、読む時間あるかな?