勘違い(こんな長文読んでくれる人が居るという認識が)

 勘違い、というのは往々として在る。人間は間違うもの、不完全なものだから。ただ、回避可能なものとそうで無いものがある、と言う認識は皆が持っているものだ。
 何を当たり前の事を言っているのか、と思う人も居るだろう。当然だ。自分でもそう思っている。
 だが、書かずには居られない……訳でもない。別に、壁に向かって喋っていても良い訳だし。病院に連れて行かれるかもしれない、というリスクが伴うけど。まあ、それは全世界に発信されている、この日記(blog?)でも同じことで、誰が読んでいるか知れたものでは無い訳だ。
 ただ、こちらの方がリスクが少ないと判断したのである。ここにアクセスしている人なんて、両手で数えられるくらいだろう。それなら、メモ帳(Windows付属のアプリ)にでも書けば良いじゃないか、と言われそうだけど、まあ、それはね……(意味不明)。

 ――話がずれた。
 で、勘違いの話である。私はある日(というか今日)、母にある話をした。何を話したかは覚えていない。「今日の事なのに?」と言われそうだけど、この手(どの手?)の事は、私にとっては日常茶飯事なので特に問題無い(これを問題の先送りとも言う)。
 その話は私のオリジナルでは無かった。これは覚えている。
 これも私にとってはごく日常的で普通の事なのだが、自分の知識が何処から来たものなのかが、はっきりしない事がある。つまり、どんな本で、どんなテレビで、どんな人の話で、その知識を蓄えた(というほどは無い)のかが、ぽっかりと抜け落ちている事がある。いちいち、本の題名や番組名なんか覚えちゃいないわけだ。当然といえば当然だけど(と私は勝手に思っている)、そんな事は相手は分からないわけで、そこで大いなる勘違いというか、誤解が生まれる。
 どうも、私は話下手なのだ。筋道立てて考える事は好きだけど、それを上手く口で説明することが出来ない。つくづく学者に向いてないな、と勝手に思っている次第。
 そんな私が説明するわけです。どうしても、読んだこと、聞いたことをそのまま言うことになります。そちらの方が、纏まっていて聞きやすいですし。
 ですがそうなると、一つ困った問題が。当然、それ(文章)を書いた人、それ(話)をした人の言葉になるわけで、さも自分が考えた事のように語らざるえない。
 当たり前です。その人にとってはその通りなのですから。自分でもオカシナこと書いている自覚は有ります。

 ま、要するに、私が受け売り語った事を、母が私のオリジナルだと勘違いして受け取ってしまった。ただそれだけの事なんです。長々と書いたのに、一行で纏まってしまいました。本当のヤオイとはこの事を言うのでしょうかね。
 兎に角、この事に対する罪悪感の軽減と言うか、免罪符が欲しかった、これが真実でしょう。と、自己完結してる奴って、嫌味じゃありません? そうですよ、私は嫌われ者ですよ(開き直り)。

 ただね、(近くにある)「元祖〜」と看板に書かれた料理屋を複数個見かけたとき(勿論〜の部分は同じもの)、それを思い出すのかなあ…、なんて思ったしだいです。(この一文が書きたいがために、この長文を構成したとしたら、怒りますか? 怒りますよね。先に謝っておきます。ごめんなさい。)


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 工作少年の日々 工作少年の日々 / 森博嗣
 を読了。

 「森博嗣はエッセイの方が面白い理論」にまた一例が追加された。自由気ままな文章。
 ただ、放射線云々の箇所。放射線を気体とか固体だと思っている奴は居ないんじゃないの? 原発とかで色々取り沙汰されたし。


 え?『ドグラ・マグラ』? 読んでますよ。


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 家の外で物凄い音がしてます。窓ガラスがビリビリ震える、家がガタガタなる(鳴屋?)、ドアがバタバタ動く(それは締め忘れ)。

 あ、台風か。(今頃気が付いた私。昼間から情報は有ったんですね。)


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 「爆笑問題のススメ」に綾辻行人氏出演!予定…。
 予告が流れました。ほんの数十秒でしたが、館シリーズの説明をしていました。ただ、BGMの関係で聞き取りづらかったです。楽しみですね。
 9月6日放映。『暗黒館の殺人講談社ノベルス版の発売日の前日です。多分、宣伝もするでしょうね。と言うか、それが目的か……。

 あ、ちなみに帽子着用でした。その辺は抜かりなく、と。