「ちょっと気分転換しようかな」「それは現実逃避の言い換えでは?」

 『亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)』を読書中。
 前二作に比べて、若干見劣りする感じ。が、相変わらずの高水準の作品集。読み進めるのが楽しみ、楽しみ。


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[ 我、証明せり ]

 http://mtshadow.hp.infoseek.co.jp/

 漫画家 加藤元浩 氏のファンサイト。「Q.E.D. 〜証明終了〜 」と「ロケットマン」の各話別感想や、「Q.E.D.」に出てくる語句の由来、等等……。BBSには加藤元浩氏が出没したこともあるらしい(未確認)。
 「Q.E.D.」のファンサイトって以外に少ないので、希少性も高い。

 ちなみに、私が読み始めたのは……あれ? いつだっけ(爆)。結構最近のはずなんだけどな。


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 自分でも小説書いてみたいなあ〜、とネタを考えてたり。人は、人生の中で一冊は小説が書けるって言うしね。これがある程度の間隔で書けると、小説家への道が開けると。もちろん、作品の質も問題だけどね。書けなきゃ意味が無い。

 で西澤保彦の『解体諸因 (講談社文庫)』(本編は読んでないけど、あとがきは読んだ)に倣って(?)思考。


 …………駄目だ。何処かで出てきたような奴しか思い浮かばない。私に小説を書く才能は無いらしい。


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 幾らか前に書いた『かってに改蔵』の最終話、私の周りではいたく評判が悪い。
 「ようするに○○オチ何だよね。安易過ぎる」って言う意見。まあ、当然出てきて然るべきだとは思っていたけど。
 違うんだよなあ、「○○オチ」ってのを「ギャグ漫画」でやったことに意味があるのになあ。その『かってに改蔵」の世界観自体と「ギャグ漫画」というジャンル特有の世界観自体が、ミスリードと伏線になってる所が凄い。そこを評価するべきじゃないかと。まあ、偶然かも(作者の意図では無い)しれないけど。それはまあ、小説でも何でも創作物全般に言えることであって。読者とか評論家とかは深読みするものですから。その上での話です。

 って、何故私は漫画について、こんなに熱く語っているんだ?