今日は大漁!(多分……)
『IKKI』と『見えない人影―各務原氏の逆説 (トクマ・ノベルズ)』を買ってきました。読むのは『仔羊たちの聖夜(イヴ) (角川文庫)』を読み終わってから。楽しみ、楽しみ。
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- 作者: 西澤保彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/06/15
- メディア: 文庫
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を読了。
私としては珍しく、明確に自分の推理を描いて、解決編に望みました。比較的簡単そうでしたしね(伏線が凄くあからさま)。
結果は七割がた正解、けど爪が甘かった。
これが安楽椅子探偵ものかどうかは、正直微妙なところ。一応現場には行っている訳だし。が、そんな事を言えば、安楽椅子探偵ものの代表だとされている「隅の老人」だって、現場に行ったり、法廷を傍聴したり、色々やっている訳で、そうなると"安楽椅子探偵もの"の定義が問題になってくるなあ。
と、色々考えさせられる作品である。唐突に終了。
ちなみに、解説で恩田陸が書いている"金曜日、私は寝坊した(←分かる人はここで少し笑ってね)。"は『金曜日ラビは寝坊した (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-1)』のパロディです。作者はこれまた安楽椅子探偵ものの名作『九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-2)』書いたハリイ・ケメルマンね。
って、無用な心配でしたか。そうですか。