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アイルランドの薔薇 (光文社文庫)

アイルランドの薔薇 (光文社文庫)


 を読了。
 推理小説としては陳腐、としか言いようが無い。ただクローズド・サークルの作り方だとか、事件の背景などは中々良い。人物の属性が漫画チックというか、ステレオタイプと表現するのも憚れるほど。フジという主人公への他の人物の賛辞が、かならずしもフジ自身がした事と釣り合いが取れていない気も。そんなに魅力ある人物には見えない。
 アイルランドの歴史背景に絡めていた部分は、それなりに評価出来るけれど、いかんせん説得力に欠ける。
 駄作、とは言わないけれど、良作とも言えない、凡作程度だと個人的には思った。


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 取り合えず今月の購入予定新刊。必ず買う、というものでは無いです。

 02/08『羊の秘』 霞流一 祥伝社ノン・ノベル
 02/08『殺人現場はその手の中に』 柄刀一 祥伝社ノン・ノベル
 02/09『『ギロチン城』殺人事件』 北山猛邦 講談社ノベルス
 02/12『ミステリーズ!VOL.9』 東京創元社
 02/17『Q.E.D―証明終了―』 20巻 加藤元浩
 02/17『ロケットマン』 10巻 加藤元浩
 02/29『インディゴの夜』 加藤実秋 東京創元社


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 今日は非常に寒かったですね。そんな時にストーブの灯油が切れました。ポリタンクも空でした。

 そんなこんなで風邪気味です。