今年は受験生。来年は大学生、或いは浪人生、又はフリーター?

 

fの魔弾 (カッパノベルス)

fの魔弾 (カッパノベルス)


 を読了。
 肩透かし。散々引っ張っておいてこれですか。
 『幻の女』と『ユダの窓』のあわせ技を、作者は狙ったのかもしれないが、まったく駄目。


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複製症候群 (講談社文庫)

複製症候群 (講談社文庫)


 を読了。
 怖い。怖すぎる。人間の尊厳とかアイデンティティとか、生と死とか、その他諸々の長い間人類が悩みぬいてきた事が、《ストロー》にかかれば全て崩壊。それは並みの破壊力ではない。
 クローンの問題は、今ではいささか語り尽くされた感もあるけれど、「クローン」と「コピー」との区別を、虚構で表現している作品は他に無いのではないか、と思うのだけれどどうだろう。

 ミステリ的には、伏線があからさまで分かりやすい。ラストのどんでん返しらしきものも、予測しやすいし。

 書きたい事はまだまだ沢山あるけれど、それを書くと悉くネタバレになる。取り合えず、この作品は「痛い」(と言っても、西澤作品の殆どは「痛い」か「超痛い」けど)。

 良く考えたら、上から二行目、ネタバレになってるかも。


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 そろそろ試験が近づいてきました。勉強します。補習や留年は勘弁ですので。


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 今日の更新、削除したいけど、やめておきます。これもまた自分。