第397回
- 作者: 北森鴻
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/11
- メディア: 単行本
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を読了。
しんみり。非常に面白かった。何ともいえないシットリとした雰囲気で進行する物語と、幻想的であり何処と無く懐かしいと感じる《香菜里屋》、そこの店主である謎めいた工藤。所謂安楽椅子探偵モノで、確実な証拠も明確な後日談も無いものが多いですが、それがこの作品の雰囲気を高めているような。この世界の不確かさ、掴み所の無い登場人物達。《香菜里屋》の常連達……
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- 『ゴーレムの檻 (カッパノベルス)』を読書中。「エッシャー世界」「シュレディンガーDOOR」まで読了。宇佐見博士が何故博物学者なのかがイマイチ理解できないで居ます。モチーフが建築だったり物理だったり絵画だったり、まあ博物学と関係はあるんだけど……。
- 化学の提出分の宿題終了。後は数学のみ。
- 「三年になったら友達作れよ」という忠告、いりません。地球は自分を中心に回っている的発想をする所と、自分が必ず正しくて、それに反対する全ての意見は間違いであるという思想である事以外はとても良い人なのだけどなあ。うちの母。とても寛容で。
- "陰キャラ"という言葉を知らなくて、大いに妹君に馬鹿にされた。二人称が「オイ」又は「お前」、口癖は「キモい」「ウザイ」「ウルサイ」「ダマレ」と、とてもチャーミングな彼女です。"「人民の、人民による、人民のための政治」という演説を行ったのは?"というクイズに対して、迷わず「ブッシュ!」と答えるほどのチャーミングさです。だれか彼女を再教育してくれませんか?