第409回(四苦八苦)
- 作者: 霞流一,五月女ケイ子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/10/25
- メディア: 文庫
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を読了。
どこまでも果てしなくぶっ飛んでます。色々。状況がふざけてて、探偵の態度がふざけてて、でも推理は真面目にやる。おっさんが女子高生の格好をしていたり、布団が木に引っかかってたり、殺人現場で秋刀魚を焼いて喰ったり、もう無茶苦茶。でも、それら全てに合理的解釈を加えているのは、素晴らしい。強引な力技なんだけど、それが見たくて霞流一を読んでいるのだ。
個人的に霞流一ベストは(と言っても、まだ全作読めていないけど)『オクトパスキラー8号―赤と黒の殺意 (アスペクトノベルズ)』か『ウサギの乱 (講談社ノベルス)』なんだけど、これに加えても良いような出来。これでベストが三冊ということになるけど……ま、良いか。・・・・・きっと、「いいのかよ!」と何処かで心の優しい誰かが突っ込んでくれるでしょう……。多分。
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- >本棚事情
(ツッコミ不要。主に一番最後。全部)
ネタパクリましたすみません。もうしません。
って言ってる奴に限ってまたやるんだよねえ〜(その後、反省の色無しということで有罪)。
- 突然ですがクイズです。「人の棲むところに理想郷などありませんよ」とはどの作者の、どの作品の、どのキャラクターの台詞でしょう。答えは明日。誰か答えてくれると、見ている人が居てくれるということが分かって、大変嬉しい。誰がってもちろん私が。
- 明日はテスト。