オオカミ少年じゃ無いんだよね、多分。
- 作者: 飛鳥部勝則
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2005/05
- メディア: 単行本
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反則って言うほどのものでも無いなあ。反則では無いのだけれど、怒る人が出てくるような気がします。個人的には有り、ですけれど。「現実(現在)→作中作(過去)→現実(現在)」という構造上、どうも作中作の展開に緊張感が……と感じました。作中作そのものは中々面白い。
「枠」にしろ「内側」にしろ、手法そのものは反則めいている割に、合わせてみるとどうも在り来たりというか、凡庸に思えてくるのがねえ。あとがきで作者自身が述べているように、かなり早い段階で犯人が読める。むしろ、これが一番作品中のトリックやら何やらの中で、奇抜であると私は思うのですが。犯人が分かると自動的にオチも読めるので、その辺で評価は別れるのではないでしょうか。伏線の辺りを読み落としているほうが、むしろ面白く感じる事が出来ると思います。その代わり反則しているように見えますが。あ、これが狙いか?
「蛭女」やあの密室トリックは、乱歩を意識しているのだろうか。一般的な女子高生が乱歩読んでたりするかなあ。まああの女の子は一般的な女子高生で無い、と言われたら頷くしかありませんが……。
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- 作者: 太田忠司
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/03
- メディア: 単行本
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軽く読むのには良い。細かく見るとボロがありそう。
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- 言っている事は正論ですが、これでまた中国が捻じ込んでくる、と言う事は考えないのでしょうか。それもまた面白いですけど。
- あの「武勇伝〜」というネタをするコンビってどんな名前だったけなあ。気になって気になって……。眠れないほどじゃ無いけれど。